大手町のまちづくり
そんなことを思いながら歩いていると、広い敷地の建物を壊し、新しく再開発を始めている区画に出た。この辺りは、ドミノ式の処以外にもあちこちでビルの建て直しや再開発が行われている。面白いもので、建物は一端取り壊されると、元々そこに何があったのか…
古いものと新しいものが混在すると、何故か日本ではそれぞれの存在が個性を主張していて巧く溶け合っていない印象がある。 これに対してヨーロッパでは見事に溶け合ったような町並みが出来上がっている例が多い。少なくともそう感じる。
そんな、どうでも良いようなことを考えながら歩いていると、日本橋川のほとりにある、ちょっとした広場に出る。
取り敢えず、午前中の仕事が一区切りついたので、外に出ることにした。私は、出来るだけこの閉鎖的空間から逃れたいので、何かに理由をつけて外に出るようにしている。といっても、そうそう理由なんて無いのだけれど。